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先輩から Senior
留学経験者インタビュー
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留学場所を選んだ理由
HDLコレステロールに関する研究で御高名なUniversity of California, Irvine,SCIRE, Athelosclerosis Research programの Directorである Dr. Kashyapを朔先生にご紹介頂きました。
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留学を決めた理由
時間的余裕があり,自由に研究できる環境で基礎研究をしたかったからです。また海外での生活に興味があったため。
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留学をしてみてどうだったか
十分な時間の中で,信頼できる指導者に恵まれて研究を行う事が出来ました。また家族との時間も十分に取る事が出来,充実した時間を過ごす事が出来ました。
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留学を希望している人へのアドバイス
日本で臨床を続けて自分のスキルを磨いていくいく事はとても大事な事です。その競争社会を抜け出して海外留学するのは,勇気が要ることかもしれません。ただ海外留学しないと気づかない事はたくさんあります。臨床医としてのキャリアは他人より遅れますが,自分の人生を豊かにするチャンスでもあるので希望者は是非お勧めします。自分に手伝える事があれば何時でも相談に乗るので,お声かけ下さい。
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日本と海外の違い
色々あると思いますが,一番は自分が留学したアメリカは特に多人種社会で,お互いを尊重し,認めあう社会だったため,自分の懐の浅さを痛感しました。
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留学の時に気をつけること
留学する国によって異なると思いますが,どこに行くにも金銭面の目処を建てる事が第一だと思います。家族と共に留学するのであれば尚更,生活環境をきちんと整えて,安心したベースを作る事が一番大事です。自分の研究に関しては,留学した後でも自分の努力次第で改善,充実させる事が出来ます。
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留学場所を選んだ理由
留学先を探していた時期に読んだ論文がきっかけです。自分はがっつり基礎研究というよりも、トランスレーショナルリサーチに興味があり、 基礎研究もしっかりやっているラボかつ、臨床研究を世界規模で展開しているところが決め手でした。
当時は大学院生で、指導して頂いていた今泉先生とも相談し、自分で論文の情報を頼りにメールをしました。そこからCV(英語の履歴書)を送り、やり取りが始まり、気が付いたら『あれっ、これもしかして決まった?』というやり取りを今泉先生としたのを今でも覚えています。という感じで決まっていきました。 -
留学を決めた理由
大学院生活の中で漠然と留学してみたいと思っていました。
国際学会等で興味のあるセッションに参加しても語学的についていけいない自分や、質疑応答で明らかに劣る自分がおり(これは現在進行形です。)、実際に海外に出てラボ生活を送ってみたいという希望が強くなり、家族と相談の上で、留学を決めました。 -
留学をしてみてどうだったか
留学先が大学の研究室ではなく、Research Instituteであったことから、Scientistが沢山いる環境で、MDと違う彼らの視野を垣間見ることができたのが1番良かったことかもしれません。
逆にMDの役割を再認識できたような気もします。ラボの規模が大きく、その分ラボ自体の研究の幅も広くなり、自分の研究内容とリンクという点において、広い視野で考えることが出来るようになった気がします。
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留学を希望している人へのアドバイス
英語を頑張ってください、自分は未だにダメダメで苦労しています。
結果はどうであれ、少しでも留学に興味があるならチャレンジしてみて下さい。
仕事はもちろんですが、いい人生の勉強になります。
特にオーストラリアは他民族ですが、皆仲良く共生しており世界が見習うべきだなと思います。 -
日本と海外の違い
これは仕事ではなく日常生活においてですが、こちらの人に何かをしてくれるとあまり期待しないこと。
そうすることで、ストレスフリーな社会を築こうという社会です、特にオーストラリアは。
カスタマーサービスは存在しないと思わないとやっていけないと在住日本人はだいたい言っています(笑)
これは公的機関もだいたい同じです。 -
留学の時に気をつけること
家族のケアですかね。
子供は勝手に順応しますが、問題は奥さんです。
自分の場合は同時期に留学してきた同世代の日本人同僚がいたことや、アデレードは大都市でない分、日本人のコミュニティもいい感じなサイズで、奥さんたちで勝手に女子会してます。
そういうのも含めて、良かったです。